サヨナラ乳腺炎 | 痛い授乳中の白斑としこりの治し方

授乳中の痛い白斑としこりを治す方法をお伝えします。乳腺炎になる原因にはさまざまありますが、白斑としこりができる詳しい原因や予防方法、食事の仕方やマッサージ方法など、いろんな角度から白斑としこりを取り除きましょう。そして、楽しい快適な授乳ライフを送りましょう!

乳腺炎の切開後は?手術後の傷跡は残る?みんなの体験談まとめ

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自分でなんとかなるときもあれば、こじらせれば怖い乳腺炎。乳腺炎をこじらせてしまうと、最終的に切開術を受けることに。もし乳腺炎の切開術を受けたら術後はどうなる?傷跡は残るの?乳腺炎で困っているお母さんは気になりますよね。実際に乳腺炎の切開術を受けた人の体験談をまとめてみました。

 

乳腺炎の手術は2パターン

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乳腺炎の手術を受ける際、まずは乳腺炎の状態をエコーで確認します。それから、乳腺炎の手術をどのようにおこなうのか決定。乳腺炎の手術には、穿刺(せんし)と切開の2種類あります。

 

穿刺

穿刺は、針を胸に刺して膿を吸引する処置です。この方法で乳腺炎治療をおこなうときは麻酔なしで施術します。比較的、重症ではない乳腺炎に穿刺がおこなわれます。

 

切開

局所麻酔を施し、胸に穴を開けそこから膿を出すのが切開術。たったこれだけですが、一度の施術でかなり乳腺炎の症状が緩和されます。切開だけで胸の膿を出しきれなかった場合は、ドレーン(ストローのような管)を胸に装着してガーゼを貼り、膿を出し切ります。

 

術後の傷跡はどんな状態? 

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乳腺炎による切開術を経験したお母さんによると、手術直後は強いかゆみを伴ったりチクチク痛んだりするそう。もちろん、傷口は日が経つにつれふさがっていきますが、ケロイド状態になり傷口がぽっこり盛り上がります。手術した翌日には、強い痛みは引くお母さんが多いようです。

 

切開術をした後に授乳はできるの?

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乳腺炎による切開術をした後、赤ちゃんに授乳できるかどうかは病院の治療方針によって違ってきます。

切開した方の胸はしばらく授乳することが出来なかったと語るお母さんもいれば、切開したあとも授乳を続けることができたと話すお母さんもいます。

術後すぐに授乳できない場合であっても母乳は作り続けられるので、自分で搾乳して溜まった母乳を出さなければいけません。しっかり処理しないとまた詰まってしまう可能性もあります。術後も母乳育児を続けたいお母さんは、術後の治療方針を前もって病院に相談しておいた方がよさそうです。

 

術後はどれくらい通院?完治はいつ?

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手術より大変かもしれないのが通院です。手術が終わると傷口にはガーゼが当てられますが、3日後にはガーゼを外して傷口の端が割けないように仮縫いされ、最初の1週間は毎日通院、2週目には全体を縫い、最後に抜糸。完治まで2週間かかったという声もあります。

また、3週間病院に通いつめる人もいたり、1ヶ月以上かかって完治する人もいます。1か月以上毎日病院に通いつめ消毒、ガーゼを詰める、これを繰り返さなければいけなく、休日は自分でガーゼの交換するのが大変だったという声もあります。

 

術後の傷口は残るの?

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やっぱり気になるのが術後の傷口が残るかどうかですよね。胸に一生傷が残るのは、女性として気になるところだと思います。

術後、傷口の状態はピンク色のケロイド状になり少し盛り上がります。病院によって治療方法は違いますが、切開することで切開した場所の線維が固くなってしまいます。

乳腺炎による切開を経験したお母さんたちによると、やはり傷跡としこりが残るようです。

 

傷口を目立たせないようにするには?

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術後、切開の傷をなるべく目立たせないようにするためには、どのような方法があるのでしょうか?乳腺炎の切開を経験したお母さんの体験談によると、マッサージに通うことで硬くなった傷口が柔らかくなり、ケロイド状に盛り上がった状態も無し小さくなったそうです。

マッサージのほかにも、鍼灸師に治療してもらう方法があります。鍼灸院での治療を体験した人によると、傷跡に沿って金づちのようなものでコンコンと刺激を与えてもらうと、盛り上がって硬くなっていた傷跡が柔らかくなったそう。しばらく鍼治療を続けたところ、傷跡は完全に消えたわけではないけれど、かなり薄くなったそうですよ。