サヨナラ乳腺炎 | 痛い授乳中の白斑としこりの治し方

授乳中の痛い白斑としこりを治す方法をお伝えします。乳腺炎になる原因にはさまざまありますが、白斑としこりができる詳しい原因や予防方法、食事の仕方やマッサージ方法など、いろんな角度から白斑としこりを取り除きましょう。そして、楽しい快適な授乳ライフを送りましょう!

マッサージで乳腺炎をラクに!乳腺炎の治し方と痛いしこりの対処法

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授乳中、おっぱいに痛いしこりや白斑ができ乳腺炎になると、赤ちゃんのお世話どころじゃなくなってしまいますよね。腕を上げるだけで痛かったり、授乳が苦痛になってしまったり。そんなつらい乳腺炎ですが、マッサージでラクにすることができます。もちろん、助産師さんによるマッサージも有効ですが、お母さん自身でおこなうこともできます。乳腺炎で困ったとき、これからご紹介するマッサージ方法をお試しください。

 

乳腺炎をラクにするマッサージの方法

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しこりや白斑ができ、軽度の乳腺炎にかかってしまった場合はマッサージでラクにすることができます。マッサージをおこなう目的は、乳腺の詰まりを解消すること。

全身症状として発熱しているときや、おっぱいに触れることができないほどしこりが痛いときはマッサージはおこなわないでくださいね。おっぱいの一部に痛みを感じたり、しこりができたりしたときにマッサージをしてください。

 

マッサージのタイミングは授乳前とお風呂のとき

乳腺炎を治すためのマッサージは、マッサージするタイミングがあります。それは、授乳前。マッサージによって、おっぱいに溜まった母乳が流れやすくなるので、そのまま授乳して詰まっている母乳を出し切ってしまいましょう。

また、お風呂上りも血行が良くなっているので、そのタイミングでマッサージすると詰まりが解消されやすくなります。

 

マッサージの手順

乳腺炎によるしこりや白斑ができたとき、おっぱいの基底部(付け根)の伸縮性を良くしておっぱいをスムーズに出します。おっぱいを胴体から剥がすイメージでおこなうとうまくできますよ。では、そのマッサージ方法の手順はこちらです。

 

1.しこりのある方のおっぱいを、おにぎりを握るように、両手のひらで包み込むようにおっぱいに添えます。

2.1の状態で、おっぱいを上下左右に3回ずつゆっくりとおっぱいを動かします。

3.時計回り、半時計回りにおっぱいを1回ずつゆっくりと動かします。

 

1~3をおこなうことで、おっぱいの血行がよくなり、滞っていた母乳が流れやすくなります。マッサージをおこなったら、次に搾乳か授乳をおこないましょう。

 

マッサージをしたら授乳・搾乳をしよう

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マッサージすると、しこりのある部分でストップしている母乳が流れやすくなります。このタイミングで授乳や搾乳をおこなうと、詰まって残っていた母乳を出し切ることができ、おっぱいのしこりを解消しやすくなります。

当ブログ運営者がおっぱいにしこりができたときは、赤ちゃんを寝かしつけた後に、よく一人でお風呂にこもっていました。

まず湯船に浸かって体を温めてからおっぱいのマッサージをし、両手の手のひら全体でおっぱいを包むように、しこりの部分に圧をかけて溜まっている母乳をピューっと飛ばしていました。よくミルク風呂にもなったものです。これで詰まり溜まっていた母乳を出し切っていました。しこりができはじめたときは、これでラクになることが多かったですよ。

 

乳腺炎時におこなうマッサージの注意点

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痛いしこりができてしまったり白斑ができたりしたとき、乳腺炎にはマッサージがおすすめですが、マッサージをするときに気をつけなければいけないことが1点あります。

それは、乳首に触れないこと。乳腺炎のマッサージ方法は胸全体をマッサージすると有効ですが、もし乳首が刺激されてしまうと、母乳をつくりだそうとします。乳腺炎になっているときに、どんどん母乳がつくられてしまえば、母乳は溜まり、しこりは大きくなる一方。乳腺炎を悪化させないためにも、乳首に触れないように気をつけたいですね。

 

マッサージをしない方がいいとき

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おっぱいにしこりができると、そのしこりができた部分に熱を持つことがあります。こういった胸の発熱ではなく全身に高熱が出てしまったときは、自分で治そうとせず、すぐに病院へ行ってくださいね。

全身症状として高熱が出るほど乳腺炎が悪化していると、胸を触ることもできないほど痛みを伴うでしょう。マッサージなんてとてもできない状態。

自力で治そうとしすぎて次第に乳腺炎が悪化し、重症の乳腺炎になる方もいます。自己判断は一歩間違えると、重症化への道を歩むことになります。乳腺炎が重症化してしまうと最終的には手術となるので、早めの判断が必要です。

 

乳腺炎にマッサージはプラスアルファ

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おっぱいにしこりができたり、乳首に白斑ができると本当につらいですよね。当ブログ運営者も懲りることなく何度も苦しみました。なんとしてでも治したい、できるなら自力で完治させたい、そう思って乳腺炎と闘ってきました。

実際に何度も乳腺炎を繰り返しいろいろな方法を試しましたが、何を隠そう!乳腺炎にはやっぱり頻回授乳が一番。マッサージは、頻回授乳のついでの存在でした。マッサージは脇役ですが、でもマッサージはいつも授乳の前に必ずおこなっていました。

ほとんどのお母さんは、赤ちゃんに頻回に吸わせてあげるだけで充分。マッサージは必ず必要ではありませんが、できる余裕のあるお母さんは試してみてくださいね。

 

おっぱいマッサージは乳腺炎予防にもオススメです

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おっぱいマッサージは、普段からおこなうことで乳腺炎による白斑やしこりなどのおっぱいトラブルを防ぐことにつながります。

マッサージによって胸の基底部をほぐしておくと、おっぱいのなかの母乳が流れやすくなり、母乳が出やすくなる効果もあります。また、乳腺炎のときには禁物ですが、乳首を押し潰すようにマッサージすることも、乳管の詰まりを防ぐ有効な方法です。

乳腺炎になって初めてマッサージをおこなうのではなう、日ごろからおっぱいのマッサージをすることが快適な授乳ライフを送る近道かもしれません。